概要
Grafana Alloyが行うstats.grafana.orgへの送信を停止する方法について説明します。
環境
- Grafana Alloy v1.12
- Ubuntu 24.04
やりたいこと
Grafana Alloyを使って、ログの集約をしています。
そのGrafana Alloyについて、通信ログを見ているとかなりの1日に3000回ほどの頻度でstats.grafana.orgへの送信が記録されていました。
調べたところ、開発元へ統計情報が送られているということのようです。
なるべく開発に協力はしたいのですが、利用情報が外に漏れているのは気になります。
そこで、この統計情報の送信を止めることにしました。
方法
Grafana Alloyのインストールは、公式のaptリポジトリを使いました。 インストール方法によっては、今回紹介する方法ではうまくいかないと思います。 しかし、やることはそんなに変わらないと思われます。
統計情報の送信を止めるには、Alloyの起動時にオプションを付与します。
Alloyの起動には、systemdのUnitを利用しているため、/etc/default/alloyにオプションを追加します。
CUSTOM_ARGSに--disable-reportingを追加します。
## Path:
## Description: Grafana Alloy settings
## Type: string
## Default: ""
## ServiceRestart: alloy
#
# Command line options for Alloy.
#
# The configuration file holding the Alloy config.
CONFIG_FILE="/etc/alloy/config.alloy"
# User-defined arguments to pass to the run command.
CUSTOM_ARGS="--disable-reporting"
# Restart on system upgrade. Defaults to true.
RESTART_ON_UPGRADE=true
これで設定は終わりです。
最後に、この設定の反映をします。
$ sudo systemctl daemon-reload
$ sudo systemctl restart alloy
これで、統計情報が送信されなくなりました。
さいごに
元々今回の通信に気づいたのは、DNSのログを見て頻繁に名前解決されているドメインがあったので気づきました。 デフォルトの設定で統計情報が送られてしまうのは、ちょっと不親切かなと思います。